うがいで感染が分かる?

咽頭クラミジアは市販の風邪薬で治る場合もあるのでしょうか?

咽頭クラミジアは市販の風邪薬で治るという話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。はたしてこれは信じてよいのでしょうか。

 

咽頭クラミジアを治療するには抗生物質を用いる必要があります。咽頭クラミジアの治療で用いられる抗生物質は、マクロライド系抗生物質、テトラサイクリン系の抗生物質、またニューキノロン系の抗生物質の3種類があります。これらの抗生物質はいずれも処方薬であり、医師の処方箋が無ければ購入することはできません。つまり市販薬では、咽頭クラミジアは治せないのです。

 

咽頭クラミジアの治療に用いられる抗生物質であるマクロライド系抗生物質には、ジスロマックやクラリスなどがあります。またテトラサイクリン系抗生物質には、ビブラマイシンやミノマイシンなどがあります。最後のニューキノロン系抗生物質を代表するのはクラビットやタリビットと呼ばれる薬です。

 

ここにあげた抗生物質のうち、最もよく用いられているのはマクロライド系のジスロマックです。この薬が選ばれるのには理由があります。それは1回服用すると効果が1週間ほど持続するという点です。咽頭クラミジアの薬を服用する際の重要なポイントとして、医師の処方を確実に守り、処方された薬は必ず最後の1個になってもすべて飲むようにするということです。しかし咽頭クラミジアで発熱や喉の痛み、腫れなどが強く出る人の場合、抗生物質がよく効いて2日程度で症状がなくなることがあります。このような時、本人はもう治ったものと思って、その時点で薬を飲むことをやめてしまうことがあります。しかし実際には菌はまだ残っていて、今度こそ抗生物質が効かない耐性菌となって大増殖を始めるのです。

 

このようなことになると咽頭クラミジアはひじょうに厄介な病気になります。抗生物質を正しく利用した場合でも、通常の性器クラミジアと比較して、咽頭クラミジアは8割程度しか効果が無く、後の2割は治らないままになってしまいます。こうなると他の抗生物質を次々と試すことになり、当然のことながら治療に要する期間も、通常の2倍、3倍になってしまいます。ましてや市販薬では咽頭クラミジアはまったく治る見込みはありません。

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